1.クッキングシ−トの商品特徴
クッキングシートとは、オーブンでお料理やお菓子を焼く時に、天板や
焼き型に敷く紙のことです。
クッキングシートは、「ベーキングシート」や「オーブンシート」とも呼ばれ、
紙にシリコーン加工したものや、テフロン製などの繰り返し使えるものがあり
ます。クッキングシートを敷いておくと、お料理やお菓子がこびりつかずに
きれいに取り出せるので、後片付けが簡単に出来ます。
また、熱や脂、水などにも強いので、蒸し調理や電子レンジ調理にも使われ
ます。
2.クッキングシ−トの用途
クッキングシ−トは、食品や油を通しませんが、蒸気を適度に通し、250℃(20分)の耐熱範囲内で色々な料理のシ−ンにご利用頂けます。
下図の特徴から、余分な蒸気を逃がすことができ、美味しい油を残して調理
することができます。天板やフライパンにもこの耐熱範囲であれば、直接敷く
ことが可能で、油塗りをせずに調理することも可能です。また、煮魚や
かき揚げを作る際にもシ−トの上で形を整え、そのまま調理を耐熱の範囲内で
行うことで、きれいな形に仕上げることができます。
蒸し料理、煮物料理、お菓子作りやパン作りにご利用頂けます。また、
調理器具もオ−ブンやスチコン、電子レンジ等幅広くご利用頂けます。
特に最近はスチコン(スチ−ムコンベクションオーブン)がよく出回って
おりますので、まさにうってつけです。
更に、天板やフライパンに直接敷いていただく事で、調理器具の後片づけも
簡単になり、アルミホイルの替わりにお使いいただく用途も幅広くございます。
4.クッキングシ−トの安全性
4−1 耐油紙の限定理由
過去日本においての耐油紙は『フッ素化合物系の薬品』を染み込ませることで
耐油性を得ておりました。しかし、2000年にこのフッ素化合物系薬品は肝臓障害
の起因になる疑いや難分解性で環境汚染を引き起こす懸念があるという理由から
生産が中止されています。
一方、海外の原紙メ−カ−(3社)は19世紀頃より確立された技術で耐油性を
持たせる薬品を使わずに耐油紙(バタ−等の油脂食品包装にも向けた)を展開して
おり、国内でもこの原紙を生産しているメ−カ−は無く、現在世界で3社に限定
されております。
4−2 食品安全基準
この原紙の安全性は、
FDA
*米国食品医療品厚生省の一局で、食料品、医薬品、化粧品の
'調査や取締まり、認可などを行う機関。
BgVV
*ドイツの同様の機関であり、EUの認可と考えて妥当である。
日本食品衛生法規格基準
各機関の基準に合致しています。
5.ヒタチクッキングシ−トの特徴
@北欧からの機械式高密度耐油紙を採用
耐油性をもたせるフッ素系薬品を含めた一切の薬品を使用せず、
北欧で歴史と実績のある機械的作用工程(特殊叩解)で抄造される
自然耐油紙。
A両面シリコン加工
両面シリコン加工で裏表使えます。
また、剥離性が良く、料理がシ−トにくっつきません。
B耐油性、耐熱性、耐水性
油や汁が染み出さない。
250℃(20分)で、オ−ブン、スチコン、電子レンジにご使用できます。
蒸気を適度に通します。